角川グループの運営する「BOOKWALKER」の読み放題サービスが、2023年8月にリニューアルするみたい。
価格やサービスへの影響が気になります。
実際に「BOOKWALKER」の読み放題サービスを契約している筆者が、今回のリニューアル内容についてわかりやすくご説明します。
公式のお知らせはこちらから。
結論:既存ユーザーへの影響
POINT●「マンガ・雑誌 読み放題」のみのユーザーは影響なし!
●「文庫・ラノベ 読み放題」のみのユーザーは、「マンガ・雑誌」も読み放題になるが価格上昇(月額836円⇨1100円,税込)
●「マンガ・雑誌 読み放題」「文庫・ラノベ 読み放題」両方を契約しているユーザーは、今よりお得に(月額1672円⇨1100円,税込)ただし、「マンガ・雑誌 読み放題」の解約手続きを忘れないこと!
既存のユーザーでも、加入しているサービスによって今回のリニューアルの影響は様々ですね。
「文庫・ラノベ 読み放題」のみを契約しているユーザーのうち、「マンガや雑誌は読まない」って方には実質値上げですね。。。
BOOKWALKERってどんなサービス?
サービス概要
「BOOK WALKER」は角川グループが運営する、総合電子書籍ストアです。出版大手の角川グループが運営するだけあって、2023年5月現在、1,200,000冊以上が配信されています。
BOOK WALKERの読み放題サービスは、「マンガ・雑誌 読み放題」と「文庫・ラノベ 読み放題」の2種類のプランがあり、それぞれ漫画作品30,000冊以上、ラノベ・小説10,000冊以上が読み放題の対象となっています。
BOOK WALKERの読み放題サービスの詳細はこちら
BOOKWALKERの読み放題サービスの特徴
BOOKWALKERの読み放題サービスの特徴
一見すると対象作品の割合が少なく見えますが、実際は他のサービスと比較しても充実しており、特に「文庫・ラノベ 読み放題」の内容は素晴らしく、1500タイトル以上が全巻読み放題の対象となっています。
それも無名な作品や短編が対象になっているわけではなく、「冴えない彼女の育て方」「ゼロの使い魔」「イリヤの空、UFOの夏」「デュラララ!!」などの名作ライトノベルも全巻読み放題の対象になっています。(筆者はこの点で契約を決めました)
1巻のみ読み放題や、3巻まで読み放題のサービスが多い中で太っ腹なサービスです。
角川とつくレーベルの他にも、MF文庫、電撃文庫、ファミ通文庫、富士見ファンタジア文庫などが角川グループですので、ライトノベルの読み放題サービスの中ではほぼ1強です。
これでいて月額836円(リニューアル前価格、税込)⇨リニューアル後月額1100円(税込)ですので、懐かしのライトノベルを読みたい方や初めて手を出すという方におすすめです。
BOOKWALKERの読み放題対象ライトノベルのおすすめはこちら
POINTBOOKWALKERの読み放題サービスはこんな人におすすめ!
●懐かしのライトノベルを一気読みしたい人
●これからライトノベルを読んでみたいと考えている人
他の読み放題サービスとの比較(リニューアル前)
他の大手読み放題サービス2社を含めた3サービスの比較です。(BW=BOOKWALKER)
読み放題対象冊数 | 月額料金(税込) | 無料期間 | 備考 | |
---|---|---|---|---|
BW (マンガ) | 30,000冊以上 | 836円 | 1ヶ月 | 漫画雑誌多め |
BW (文庫) | 10,000冊以上 | 836円 | 1ヶ月 | 全巻読み放題対象作品多め |
BW (両方) | 40,000冊以上 | 1672円 | 1ヶ月 | |
Kindle Unlimited | 2,000,000冊以上 | 980円 | 1ヶ月 | 度々99円セールが行われる |
コミックシーモア | 120,000冊以上 | 1480円 | 7日間 | 漫画多め |
まとめ・BOOKWALKER ⇨ ライトノベルに強い
・Kindle Unlimited ⇨ 全体の冊数が多い、セール時は安い
・コミックシーモア ⇨ 漫画に強い
上記の特徴を踏まえて、サービスを選ぼう
読みたい本があるときだけ契約するのもおすすめだよ。
リニューアルの内容は?
「文庫・ラノベ」だけの読み放題サービスが廃止
「文庫・ラノベ」だけの読み放題サービスが廃止され、「読み放題MAXコース」に自動移行します。
公式ページより引用
読み放題の範囲が「マンガ・雑誌」に広がる代わりに月額264円の値上げですね。
「マンガ・雑誌 読み放題」の方は名称変更だけなので、「文庫・ラノベ読み放題」のユーザーへの影響が大きいです。
ラノベの読み放題サービスが特に充実していたため、筆者のようにこれだけを目当てに契約する人が多かったのかも?
他サービスとの比較(リニューアル後)
リニューアル後の3サービスの比較になります。
読み放題対象冊数 | 月額料金(税込) | 無料期間 | 備考 | |
---|---|---|---|---|
BOOKWALKER | 40,000冊以上 | 1100円 | 1ヶ月 | 漫画・文庫・ラノベ |
Kindle Unlimited | 2,000,000冊以上 | 980円 | 1ヶ月 | 度々99円セールが行われる 分野多岐、ビジネス書に強い |
コミックシーモア(フル) | 120,000冊以上 | 1480円 | 7日間 | 初入会時に1,480円分のポイント付与 漫画多め |
サービスがまとめられて比較しやすくなったね。<br>とはいえ、読みたい本がライトノベルなら<strong>「BOOKWALKER」</strong>、漫画なら<strong>「コミックシーモア」</strong>、冊数が多いほうがいい人や幅広く読みたい人・ビジネス書なんかに興味がある人は<strong>「Kindle Unlimited」</strong>という選び方がおすすめだよ。
何冊か読めば元が取れるから、読みたい本に合わせて選択したいね。
リニューアル時の注意点は?
リニューアルに伴う措置として、以下のような移行措置が取られます。
POINT●「文庫・ラノベ 読み放題」のみの利用者⇨差額264円(税込)分の通常コイン(1コイン=1円分として、BOOKWALKER内で使用可能)を2023年8月以降に付与。
●「マンガ・雑誌 読み放題」のみの利用者⇨変更なし(手続きも不要)
●「文庫・ラノベ 読み放題」「マンガ・雑誌 読み放題」両方のサービスの利用者
⇨「文庫・ラノベ 読み放題」が「読み放題 MAXコース」になるため「マンガ・雑誌 読み放題」の解約が必要です。(解約方法はこちら)解約しないと無駄に費用が発生するため要注意です。現時点では自身で手続きをする必要があります(変更の可能性あり)。
「文庫・ラノベ 読み放題」のみの利用者は、移行時期(8月中)にマンガの読み放題サービスを使ってみて、それから翌月移行も契約するかどうかを決めるのがいいかも。
まとめ:BOOKWALKERは、解約したほうがいい?
筆者のようにライトノベルだけを目的に契約していた人にとっては月額料金が上がります(月264円アップ)が、元々のコンテンツが魅力的なことに加えて、1冊多く読めば元が取れる程度の値上げなので継続予定です。
ライトノベルに興味がない人や、めぼしいタイトルは読み切った!という方は、これを機に他サービスを検討するのもありかもしれません。
マンガの読み放題サービスについては、また詳しくまとめます。
POINT●サービス内容は悪くなっていないので、コンテンツに魅力を感じる方は解約しなくて大丈夫!
●両方の読み放題サービスに契約していた方は、7月30日までに「マンガ・雑誌 読み放題」を解約しないと余計な料金がかかるため、忘れずに手続きを!
※有効期間終了(7月31日)の<24時間前>までに解約しないと翌月分が課金されます。
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